今年はブライドルレザーを使用しようかと検討中です。
ブライドルレザーと聞くと、イギリスでのモノが最も有名ですが、
問屋さんで見せて頂いたのはイタリア産のブライドルレザー。
しっかり蝋も染み込んでいてハリも有り、厚みも薄くて、小物にはちょうど良い。
なかなかのイメージが湧いています。
ブライドルレザー
タンニンなめし後に、蜜ロウ、植物性油などのワックスを最終段階でアイロンや手などで革の表面に塗り込んだものです。
ブライドルレザー特有の革の表面に浮いている白い粉は、ブルームと呼ばれ、
この革が見せる顔として、これを好むファンもいます。
ブライドルレザーを作るのには、長いものでは1年半もの期間が掛かる為、
時間と手間のかかる高級な革になってしまいますが、
そこに費やした分、見合った素晴らしい革が完成します。
そして、馬具用素材として作られた革の為、ハリがあり、強い耐久性があります。