CORDOVAN

 

 

コードバンとは馬のお尻の一部分に、緻密できれいな繊維を持つ層があります。


ここの部分をコードバン層と呼んでいます。
(因みにサラブレット等の馬にはコードバンはありません。一部の農耕用の馬のみです。)

 

そこの部分を革として使えるモノに加工しコードバンとして使われています。

 

このコードバン層はすべてが美しい繊維ではなく
ザラと呼ぶ粗い繊維部分もあったり、厚みもデコボコだったり、カタチや大きさも様々で
常に一定ではないのがこの部分の特徴です。

 

その為に機械で大量生産ができず
熟練された職人の経験や感覚で一枚一枚削られ

層の中央部分の緻密な繊維が丁寧に削り残されます。


そこを更に磨き輝かせ手作りで仕上げられています。

 

それに今はコードバン自体も非常に少なく

加工に時間がかかる為にコードバンは高級素材となっている訳です。

 

 

 

 

 

Horween Leather Company

USA

   

 

コードバンだったら最も有名な会社ではないでしょうか。

 

 

シカゴに本拠地を構えるタンナーで100年以上の歴史を誇る
伝統的且つ世界的なタンナーです。

 

この会社100年以上もコードバンを作り続けています。


ホーウィン社のコードバンはシェルコードヴァンと呼ばれており

昔ながらの方法で植物性タンニンで鞣され

製造工程は6ヶ月間。


革の風合いを損ねない極めて自然な仕上げが施されています。

 

長時間をかけオリジナル配合のオイルをたっぷり浸透させ、張りはあっても柔軟性やしなやかさを残し
使い込む程に味の出てくる革に仕上げています。

 

経年変化を楽しむ上では非常に育て甲斐のある魅力的な革です。

 

タンニンなめし、天然染料による染色のため、どうしても傷やシミがつきやすい部分があり
濡れた状態で擦ると、色移りを起こす場合もあります。

 

これは、経年変化を阻害しないタンニンなめし、天然素材ならでの特徴です。

 

その反面、優れた復元力をもっていて

使い込む事によって現れる美しいエイジングがなんとも言えない魅力です。


KUBIKI LEATHERがこの革を選んでいる理由の一つです。

 

CORDOVANはオイルがたくさん浸透している革なので

メンテナンスは基本的には乾拭きで十分です。

 

CORDOVANは銀面がないのも特徴的です。

繊維で出来上がっているため構造的にはスエードや床革を圧縮したモノに近いレザーです。

そのため水を吸収しますと繊維が膨れ立ち上がってしまいます。

なので水濡れは極力避けたいです。

 

乾燥や、くすみが気になる場合には、コロニル1909 シュプリーム クリームデラックスをお勧めしています。

 

柔らかい布に取り全体に薄く塗ってください。

その後、柔らかい布やレザーグローブ等で磨き下さい。(メンテナンスについて

 

馬だって、人と同じく個体差があり、人生があったので1枚1枚に個性があります。


KUBIKI LEATHERでは大きな傷以外はそんなに気にせず製品にしています。