アメリカ50'sのバックルを預かっています。
これからベルトを作るので
バックルのつくられたフィフティーズを探求し
時代考証をあわせ、脳内に刷り込む作業はじまり
第二次世界大戦が終了し
自国を戦場としなかった国だったことで
当時の世界経済の半分以上を保有するアメリカ
そこは
クラシカルな街並み
カラフルな色使いと
ピカピカなクロームメッキの組み合わせの車
女性たちの気品のあるエレガントなファッション
プライウッドやFRPなどの新しいデザインの家具
「豊かなアメリカ」を体現する消費文化を
謳歌していた50年代
何の役にも立たないが、なんだか格好がいいもの、
それが重要視されていたようですね
その反面で、大量消費社会の完成に
反抗的なライフスタイルの
ビート・ジェネレーション。
多くのものに変化が表れた黄金時代
ファッション
ミリタリー
車
音楽
映画
ビート
アート
各分野でも探求者がいるのも
不思議ではなく
まだまだ深くおもしろそうです
時代背景から見る目を養う
本題のバックルはというと
形やバックルの裏面の
海軍納入品の証とされる碇のマークの刻印から
North & Judd社の W Pin Buckle
これにブラックの革を合わせて
製作予定です。
お楽しみに。